きっとあなたも間違ってる!USBメモリやSDカードなどの正しい使い方について考える

きっとあなたも間違ってる!USBメモリやSDカードなどの正しい使い方について考える

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保存していたデータが消えることほど怖いことはないですよね!

家で編集したファイルを職場でも編集したい,ってときに大活躍のUSBメモリSDカード

しかし,
USBメモリをなくしてしまったら?
SDカードが読み取れなくなってしまったら?

皆さんはちゃんと対策,できているでしょうか.

1. USBメモリ、SDカード、外付けHDDの違い

そもそも,USBメモリやSDカード,HDDの違いはなんでしょうか.

USBメモリとSDカードはフラッシュメモリ,外付けHDDは磁気ディスクと呼ばれていて,
それぞれ別の構造で作られています.
(ちなみに最近流行りのSSDはフラッシュメモリなのでUSBメモリの仲間になります.)

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フラッシュメモリの代表,USBやSDと呼ばれている記録メディアは,正確にはUSBフラッシュメモリ,SDはSDカードといいまして
この子たちはすごく持ち運びが簡単です.

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HDDに比べて容量が少なく,容量に対しての値段が高いですが
省電力だったり衝撃に強かったりします.

「じゃあ持ち運びやすくてちょっと高いだけ?」

となるんですが,
欠点の方はもうちょい致命的なのがいくつかありまして…

  • SDカードは静電気に驚くほど弱い
    (SDカードが急に使えなくなる原因はほとんどがこれです)
  • フラッシュメモリは書き込みや削除回数の上限が磁気ディスクよりめちゃくちゃ少ない
  • 書き込まなくても年数がたつと劣化して使えなくなる

という欠点があります.

特に,冬に静電気対策せずにSDカードさわると一瞬で使えなくなります…

また,書き込み回数の上限の話ですが
ヘビーユーザーが安物をつかえば半年ももたないこともあるレベルです.
今ではかなり改善されているんですが
それでも低価格化が進んだ影響で安いUSBメモリを買うとやはり早めに寿命がきてしまうんです.

これに対し,
外付けHDDははるかに上限回数が多いです

HDDは音楽を聴くレコードに近い構造で
磁気ディスクに書き込んだ内容を
磁気ヘッドという,レコードでいうとみたいなもので読み取ります.

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そのため,書き込み上限や年数による劣化はフラッシュメモリよりもはるかにもつのですが
ほこりや熱,磁気に弱いです.

2. 外部記憶媒体のおススメの使い方

ここまで,記憶メディアの構造による特性を見てきました.

先ほども述べたとおり,
USBメモリやSDカード,外付けHDD等の外部記憶媒体は色々な理由で使えなくなってしまうかもしれません.

そんなときのために次のように使うように心がけると良いですよ!
3つのルールにまとめましたので見ていきましょう.

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2-1. 記録メディアの中にあるファイルを直接編集しない

たとえば
USBメモリの中にあるレポートや仕事のファイルを,
そのまま開いて編集していたりしないでしょうか.

先ほど説明したのですが
記録メディアには書き込み上限回数などが存在するために
レポートを開いて上書き保存を繰り返すたびに劣化していきます.

また,Wordなどのソフトを使用していると
編集時自動バックアップ機能が作動してしまいます.

この自動バックアップ機能,たとえば急にプログラムがフリーズしたときにも編集中のデータを復元できるのでとても便利なのですが,
逆に言えば上書き保存を自分がしていなくても
勝手に編集中ファイルが自動保存されてしまいます.

記録メディアには書き込み上限が決まっているため
自動保存のたびに寿命に近づいていくわけです.

ということで,
記録メディアの中から使う時には劣化を早めるので

まずコンピュータのどこかの場所にコピーして,
作業が終わったら記録メディアに保存する
という使い方を
強く推奨します.

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2-2. USBメモリやSDカードは複数のパソコンやデータ機器との「データ受け渡し」に使用する

「そんなの普通じゃん!」

という方も多いとは思いますが

大切なのは最新の情報がどこに存在しているかです.

たとえば

自宅と会社のパソコンを普段使用しているとしましょう.
職場にいるときは職場のパソコンまたはノートパソコンを使うし
自宅だとデスクトップパソコンも使います.

どのパソコンでも簡単に同じファイルを編集できるから
USBメモリなどに保存しておくとデータの受け渡しが便利ですよね!

ということで
USBメモリに大事だったりよく使うファイルを保存しておき
同じファイルをパソコンに入れておくと容量がもったいないので
USBメモリだけに最新のファイルが存在している状態…

なんてことはないでしょうか.

先ほども書きましたが
記録メディアから直接ファイルを開いて編集してはいけません.

必ずパソコンにコピーしてからパソコンの方のファイルを編集します.
その最新版のファイルは消さずに記録メディアに移動ではなくコピーをします.

この時点で最新版はパソコンと記録メディアのふたつに保存されていることになります.

これを続ければ
どこかのパソコンには必ず最新版が保存されているので
たとえ記録メディアが壊れても記録メディアを復元する必要がなくなります.
(下図はクリックでアニメーションします)

usb

復元は時間がかかることもありますし
業者に頼めばかなりお金がかかります.
また,時間をかけてもすべてが復元できるとは限らないので
記録メディアに何か問題が発生した時にもデータが消えないような使い方を心がけましょう.

2-3. 外付けHDDはファイルのバックアップに使う

外付けHDDはUSBメモリやSDカードなどに比べて書き込み回数の上限と容量がはるかに多い一方,
熱や埃などに弱いです.

そのため直射日光や埃のたまりやすい場所は避けて設置すべきだと思います.
(ポータブル外付けHDDはケースにいれて持ち歩くことができるので別です)
磁気を使用しているディスクなので近くに磁気を発するものがないのが理想です.

となると自宅から大学や職場までデータを持ち運ぶ…
という使い方はできなくなるのですが
大事なのはバックアップです.

データを復元することはお金や時間がかかりますし
100%成功するとは限りません.
しかし,データのバックアップはデータを複数の場所に保存するだけなので
簡単,迅速かつ無料です.

壊れた時に復元できるかを気にするより
壊れた時のことを考えて大切なファイルはバックアップをとっておくべき
なのです.

方法は簡単です,
ただ外付けHDDに大切なファイルを編集するたびにコピーすればいいわけです

とはいえパソコン中の全ファイルをバックアップする時間なんてないですし
大量のファイルから変更したものだけを選んでというのも難しいかもしれません.

そういうときにはバックアップソフトというものがネットで探せば無料でたくさん出てきます.

機能に関しても

  • 変更があればそのファイルだけを自動でバックアップ
  • 毎回ではなく一か月,一週間,一日に一回など定期的にバックアップを自動で行う

など便利な機能がたくさんありますし
ソフト自体もたくさんあるので色々選んでみればいいと思います.

また当ブログでもおすすめのものをご紹介しようと思います.

3. まとめ

さて,ここまで外部記録メディアの使い方について考えてきました.
まとめると次のようになります.

  • SDカードは静電気に弱く、HDDは熱や埃に弱い
  • USBメモリやSDカードのファイルを直接開いて編集は禁止!
    かならずコンピュータにコピーした物を編集!
  • 大事なデータは無料ソフトを使ってもいいので複数の場所に保存!(バックアップ)
  • 復元・修理は時間、お金がかかるし完全ではないためバックアップを必ず!

また、ファイルを別のパソコン、スマートフォンで使いたいという用途だけならオンラインストレージを使うという手もあります!
オンラインストレージならインターネットがつながるパソコンやスマートフォンであればファイルを利用することができるのでUSBメモリやSDカードのように持ち運びさえ必要ありません!

オンラインストレージについてはこれでUSBメモリを忘れても大丈夫!オンラインストレージの魅力と特徴をご覧ください。

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