他人にPCを貸す前に!Guestアカウントを作る意味

他人にPCを貸す前に!Guestアカウントを作る意味

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「ちょっとインターネット使わせてよ!」

友人や知り合い,職場の上司があなたに「インターネット使いたいからちょっとパソコン使わせて!」と言ってきたらどうしますか?
あなたの大切な個人情報を守りながら上司の機嫌も損ねない方法をご紹介!

今回のテーマは「Guestアカウント」です.

1. パソコンは個人情報の宝庫

ちょっとパソコン貸して!」と言われて,何もせずパソコンを貸すのはなぜ危険なんでしょうか.

あなたのパソコンには,あなた自身が意識していなくても膨大な個人情報が記録されています.
たとえば

  • あなたが作成したり,編集した様々なファイル
  • 普段聞いている音楽ファイル
  • ブックマークしたWebページ
  • ダウンロードしたコンテンツ
  • Webページの閲覧履歴
  • 入力履歴

などなど,少し考えるだけでもたくさんあげることができます.

さらに,インターネットを普段閲覧するときに使うブラウザによっては
Webサイトにログインするとき,一度入力したパスワードを記憶する機能
があったりしますよね?

煩わしいパスワード入力を省略してくれる便利機能ですが,もしこの機能をオンにしていると,あなたがパソコンを少し貸すだけでFacebookやTwitterなどのSNS,DropboxやGmailの中身だって見られてしまうかもしれないわけです.
特に,GmailやYahooメールなどのメーラーやSNSの場合は自分だけでなく他人の個人情報まで流出する恐れも…

でも,
貸したくなくても貸さないといけない場面というのがあるかもしれません.
断りづらい相手がいるかもしれません.

そんなときにぜひ使いたいのがGuestアカウントです!
あなたの個人情報を守りながらも相手の機嫌を損ねずパソコンを貸すことができる非常に便利な機能ですので設定しておいて損はありません.

※ここではWindowsのGuestアカウントの話をします.

2. Guestアカウントとは

Windowsでは,アカウントを作るとアカウントごとに「個人的なファイル」が置かれます.
何も設定を変えていなければ,通常はアカウントがひとつの状態です.
(アカウントは使用者ひとりに対してひとつ持つべきなので,家族共通のパソコンなどは複数のアカウントがあるかもしれません.)

さて,話を「個人的なファイル」に戻しましょう.
個人的なファイル,というと写真やブックマークなどを想像するかもしれませんが
それだけではなくプログラムの「設定」と呼ばれるものも個人的なファイルに含まれます.
(たとえばデスクトップの壁紙やブラウザの入力履歴など
同じアプリケーションであっても,人によって便利な使い方だったりデザインの好みがあるわけですから,
アカウントごとに設定が分かれていないと困りますよね.

先ほど個人情報の例として

  • あなたが作成したり,編集した様々なファイル
  • 普段聞いている音楽ファイル
  • ブックマークしたWebページ
  • ダウンロードしたコンテンツ
  • Webページの閲覧履歴
  • 入力履歴

というものをあげましたが,これらも同じパソコンを使うほかの人(ほかのアカウントのユーザー)に見られては困るため
個人的なファイルとして保存されています.

そのため
太郎君と花子ちゃんのアカウントがあるとしたら
太郎君のブックマークを花子ちゃんは確認することができないわけです.
(その逆も成り立ちます)

ただし,
ファイルの中には同じパソコンを使っている人であれば誰でも(どのアカウントのユーザーでも)使えるファイルがあってもよいわけです.

たとえば,
家族で使っているパソコンで「家族旅行の写真」というのはどのアカウントのユーザーでも見ていいですよね?

これらは
パブリック」とよばれるフォルダ以下に保存することで,すべてのアカウントで共有することができます.

さて,本題に戻りまして
Guestアカウントとはなんでしょうか.

このGuestアカウントは個別でアカウントを作成した「日常的に使用するであろう人」には属さない使用者が使うアカウントです.
Guestアカウントで入ったユーザーは
ほかのアカウントの個人的ファイルにアクセスできないばかりか,
パソコンの設定変更ができなかったり,新しいソフトのインストールができなかったりします.
さらに,画面の設定などを変更しても次にGuestアカウントを使うときにはまた元通りになります

ただし,アプリケーションを起動して使用することはできるため
ブラウザを起動してインターネットを使ったり,USBに入れてきたファイルを開くことなどはできます.

そのため友人や上司が「ちょっとインターネット使ってメールを確認したい」とか「インターネットで調べ物がしたい」という場合に使うべきアカウントなのです.

ただし,貸した相手がインターネットしか使わないのであれば,ゲストアカウントではなくプライベートモードの方がよいかもしれません.
プライベートモードについては 他人に履歴を使わせない!ネットさせるならプライベートモードで という記事で紹介しています.

3. Guestアカウントの作り方

ここまでGuestアカウントについて説明してきましたが,
さっそくGuestアカウントを作成してみましょう.

※ここではWindows8.1の画面で説明しますが,8や7以前のWindowsでもほとんど操作は同じです

  1. [コントロールパネル]を開きます
    (Win8以降ならWindowsキーを押しながらXを押したり,あるいは設定画面などから.Win7までならスタートボタンなどから.)
  2. [ユーザー アカウントとファミリー セーフティ(家族のための安全設定)]をクリック
  3. [ユーザーアカウント]をクリック
  4. [別のアカウントの管理]をクリック
  5. [Guest]をクリック
  6. [Guestアカウントをオンにしますか?]という画面で[オン]をクリック

guest1 guest2 guest3 guest4 guest5

これで,次回から通常のアカウントだけでなくGuestアカウントを選択できるようになります.

番外編:画面のロック

ここまででGuestアカウントをめでたく追加できました.

しかし,あなたがパソコンを使っているときに「パソコンを貸してくれ!」と言われたとしましょう.
あなたは,あなたの個人アカウントでパソコンを使っていますよね?
貸すためにはこれをGuestユーザーに変更しなくてはなりません.

そのためには
ログオフだったりユーザーの切り替えなどをしなくてはならなかったりするわけですが,
それは少し時間がかかってしまって面倒…

というときに便利なのが[画面のロック]とか[一時ログオフ]のショートカットです!

Winキーを押しながらL

で,即座にユーザー切り替え画面に移ることができます.
(Winキー:Windowsのロゴが描かれたキー)

少しパソコンの前を離れる,というときにも便利なショートカットなので覚えておくとよいと思います.

 

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