検索下手から脱却!正しい検索ワードの選び方

検索下手から脱却!正しい検索ワードの選び方

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検索の上手い人になりませんか?

誰もがパソコンやスマホ,ガラケーなどでインターネットと繋がる時代.わからないことは何でも検索できて便利!でも検索ワードの選び方が下手だと色んな問題が…

今回のテーマは「検索ワードの選び方」です.

1. そもそも検索って

以前は図書館に行ったり,書店に行ったりして書籍でしか手に入らなかったような情報,
さらにはまだ公表されて間もない世界中の情報でさえも
家から,さらには移動中の電車の中からでも一瞬で手に入れることができる.
そんな夢のような話がスマホやパソコンの普及によって現実になりましたね!

ありがたいことに,BAL(当ブログの略称)にもさまざまな方がさまざまな検索をしてきてくださるのですが,
パソコンが苦手な方を対象としているブログのためでしょうか,たまに「ん……?」というような検索ワードの方もいらっしゃって…

賢く検索ワードを選べるようになれば,自分が知りたい情報をもっと的確に早く得られるようになりますよ!

※これはBALに限ったことではないのですが,多くのWebサイトでは統計情報をとっています.どんな検索ワードでサイトにアクセスしているのか,どんなデバイスでどんな地域からどんな言語で閲覧しているのかなどなど,様々な統計をとってサイトの質を上げているわけです.しかし,個人を特定したり,ある人が他にどんなWebサイトを閲覧しているのかなどプライバシーの漏えいにつながるようなことはないので安心してくださいね!

検索する=辞書を「ひかせる」

searchimage

皆さんは検索というとどんなイメージを持っていますか?
検索語を含んでいるWebサイトなどのコンテンツを瞬時に探しだし,関連が大きい順に表示されるわけですが
検索の中身はいわゆる辞書に近いです.
(実際に「Dictionary(辞書)」と呼ばれるようなデータの集まりを検索エンジンでは使用しています)

ただ,検索と辞書が少し違うのは「誰がその辞書を引くのか」です.

紙でできた辞書であれ,電子辞書であれ,
通常は知りたい人が自分で検索語を引いて使用しますよね.

でも検索の場合は通常の辞書とは異なり
兆を超えるWebページの中から的確なものを表示しないといけないわけですから
とても人間に探せる量ではありません.

そのため,関連性なども考慮した上で,あなたが一番欲しいと思われる情報を探し出してくれるプロである検索エンジンに検索を「させている」というのが検索の実態なのです.

よって検索語というのは「この言葉で辞書を引いてくれ!」と検索エンジンに渡す語ということになります.

検索エンジンって?

searchengine

先ほどから何度も出てきた検索エンジンですが,
具体例をあげるとGoogleYahoo!などが検索エンジンだったりします.

この検索エンジンはユーザーが知りたい情報を探し出してくれるすごいやつなのですが,
それだけが仕事ではありません.
主に三つの機能があります.

  1. 世界中のWebサイトを巡回し,辞書に登録する
    検索エンジンは常に世界中のWebページを見て回り,更新や新しいWebサイトの設立などの情報をキャッチしています
  2. Webサイトの中身や,Webサイト同士のつながり(リンク)を解析して検索語に対する価値を決める
    これによって検索順位が決まります
  3. ユーザーからの検索語に対して関連度順にWebサイトの一覧を返す
    皆さんが普段使用するのはこの機能です

辞書を作ってくれる上に,辞書を引く作業までしてくれる働きものが検索エンジンなのです.

ちなみに,
検索するときに「Excel 使い方」と検索した場合は辞書の項目が二つになりますよね?

このようなときは
「Excel」で辞書を引き,さらにもう一度「使い方」で辞書を引いて
共通するページを結果として表示するように検索エンジンは機能しています.

日本語の検索

少し話が変わって,日本語の検索の話を少しさせてください.
というのも,日本語での検索は英語などの検索と比べて少し難しいのです.

その難しさの原因は文法にあります.
さらにいえば,「助詞」にあるんです.

たとえば
エクセルの使い方」を検索するとしましょう.
検索語は次のようになります.

日本語:エクセルの使い方
英語:how to use Excel

検索語というのは,
空白で区切られたものはAND検索として処理することになっています.

AND検索というのはすべての語を含んだページを表示する検索のことです.

英語は空白で区切られていますから
how, to, use, Excel
という4単語を含むページを探すことができます.

そのため
How to use Excel” だけでなく
How to use Microsoft Excel” や,
How to use MS Excel” など,
同じ意味だけれども表記が違うものも検索結果に表れるわけです.

しかし,日本語の場合は英語の空白区切りにあたる文法を助詞によって実現しています.
ゆえに,空白区切りがありません
そのため検索エンジンは「エクセルの使い方」というフレーズが含まれるサイトしか表示してくれないわけです.

よって日本語で上手に検索するには
うまく日本語を空白で区切る
ことがポイントになってくるわけです.

2. 検索下手脱却のポイント

ここまで,検索自体や日本語検索の難しさについて述べました.
ここからは実際に検索語をどうやって選んでいくかを考えます.

文章を書かない

searchword1

検索語の選び方で一番大切なのは
文章を書かないことです.

「Excelの印刷の仕方を知りたいです」

で検索しても,返ってくるのは同じ悩みを抱えたQ&Aで,Excelの使い方は調べられません.

Excelの印刷術が書かれているサイトには「Excelの印刷の仕方を知りたいです」
という文章が含まれていないからです.

検索エンジンは検索語に対する答えを返すのではなく,
ただ検索語をもとに辞書を引くに過ぎないため,検索語に設定された言葉の意味を解析はしません

よって検索エンジンに対して質問してみたり,相談してみたりしてもあなたの求める結果は返ってこないのです.

単語だけで検索する

文章を書かないことはわかりましたが,具体的に検索語はどうすればよいのでしょうか.

ベストなのは英語と同じように単語を空白で区切って検索語を作ることです.

たとえば
Excelの印刷の方法
と検索すると「Excelの印刷方法」や「Excelで印刷する方法」というように表現されたWebページはヒットしなくなってしまいます.

そのため
Excel 印刷 仕方
というように,単語に分けて検索すると幅広い表現の検索結果を得ることができます.

目標のWebページ内の文章を想像する

…ちょっとあいまいな表現になってしまって申し訳ないのですが,初心者脱却には必須だと思います.

たとえばあなたが
「Excelで,表をページの上下左右中央に配置して印刷する方法」
を知りたいとします.

このような情報が書かれているWebページの内容を少し想像してみよう,という話なのです.

次の三つに分けて想像してみるといいかもしれません.

  1. 絶対に含まれている単語
    Excel,印刷
  2. 含まれていそうな単語
    真ん中,中央,表,方法,エクセル
  3. 含まれているかもしれない単語
    ページ,シート,左右,上下,上下左右,天地

ここまで想像できれば,
あとは順に優先度をつけて検索することになります.

  1. 絶対に含まれている単語はすべて検索語に含める
  2. 含まれていそうな単語の中からいくつか選ぶ
  3. 検索結果がいまいちなら,含まれているかもしれない単語からいくつか付け加える

※今回の場合は
Excel 印刷 中央
Excel 印刷 中央 上下左右
などと検索すればよさそうです

このように,知りたい情報が書かれたWebサイトの文章を想像してみると非常に簡単に検索語を選ぶことができます.

あまり想像に時間をかけても意味がないのですが,
検索語を選ぶには非常に有効な考え方です.

慣れればどのような単語を選べばいいかわかるようになってくると思いますが,
それまでは一度立ち止まって目的のページを想像してみると良いと思います.

記号を使わない

これは,検索結果が変わるわけではありませんが
BALにきてくださる方が結構陥っているミスのようなので少しだけお話ししておきます.

基本的に,検索のときに記号を使うことは許されていません
「-」や「:」などの特殊な記号は使われますが,これも「-」という記号を含んだサイトを検索することはできません.

簡単にいうとすべての記号は検索語として無視されると思っていただければかまいません.

記号をつけても同じ検索結果(検索結果の件数を見てもらえれば記号が無視されていることを確認できると思います)

searchresult1


searchresult2

特に一番多いのははてなマークです.

「USB 正しい使い方とは?」

というように,はてなをつけて検索される方がいらっしゃるのですが,
半角,全角,さらにはフレーズ検索でさえも完全に無視されますので
つけなくてもよいかなと思います.

(ただし,たとえばGoogleで数式を計算したいときには演算記号が有効です.「3+5」と検索すればちゃんと+を理解して8が答えとして返ってきます.)

検索のテクニックを習得する

これは検索語の選び方とは無関係なのですが,検索に関するテクニックを習得していると検索の効率が非常に上がります!
たとえば,たくさんある検索結果の中から不要なものを省く方法や,pdfのファイルだけを検索したい場合などなど
多数のテクニックがあるので習得してみてはいかがでしょうか.

※検索テクニックについては 「ググる」の意外な落とし穴!今すぐ使える検索のコツ! という記事で紹介しています.

3. まとめ

さて,検索の簡単な仕組みや検索語の考え方をご紹介してきました.

検索がどのような仕組みで動いているのかを知ると
検索語がなぜ単語でなくてはならないのか,なぜ文章にしてはいけないのかが理解しやすくなると思います.

検索は所詮,情報を知るための手段であって
検索自体が目的ではありません.

その手段に時間をとられていては情報を得るという目的に時間をさけなくなりますよね?

少しでも本当の目的に時間をかけられるようにするため,
検索語を正しく組み立てて効率的に検索できるようになりましょう!

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