マウスが動かなくてもキーボードで操作

マウスが動かない!?そんなときでも何とかなるキーボード操作5選

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「こんなときにマウスが電池切れ!?」

最近のマウスはワイヤレスのものも多いですよね!作業途中にも関わらず電池が切れてしまったりマウスが故障してしまったら…
そんなときに助かるキーボード操作を覚えておきましょう!

今回のテーマは「キーボードでパソコン操作」です.

1. キーボード操作の利点

マウスが動かなくなってしまったらキーボード操作でファイルの保存やシャットダウンを行わないといけないわけですが,
「マウスが動かないときの代替手段」以外にもキーボード操作にはたくさんの利点があるんです!

マウス操作よりも素早く操作できる

そもそも,マウスでの操作は画面上にあるボタンなどの上にカーソルを移動させてクリックするというものです.
(カーソルとは矢印など,マウスを動かすとその動きに連動して画面上で動くアレです!)

そのため操作としては

  1. マウスの移動
  2. クリック

という二段階になるわけですが,この「マウスの移動」が曲者なんです…
画面の端から端への移動だったり,最近だとどんどんディスプレイが高解像度になってきているために移動距離が長くなってきていまして,時代とともに移動時間が長くなってきています.

しかし!キーボード操作では時間のかかるマウスの移動がありません!

そのため非常に時間の短縮が図れるわけです!
(キーボード操作で時短を行う操作を特別な言い方で「キーボードショートカット」と呼びます.こちらについてはタイピングが遅くても入力を速くできる方法 【繰り返し入力編】という記事でも紹介しています.)

クリックミスがない

マウスで操作するときにやっかいなのは,クリックするべきボタンやテキストなどが小さいときですね!
こんなときにはクリックしているつもりが隣のボタンをクリックしてしまって違う操作になってしまう…
なんてことが多々あります.

しかしキーボード操作ならそもそもクリックを行いませんから「押し間違い」が発生しないわけです!

キーボード操作でしかできない操作がある

これは非常に大きな要素かもしれませんが,
マウス操作ではできない,またはマウスで行うと非常に手順が多くて面倒な操作がキーボード操作では簡単に行えたりします.
(キーボードショートカットや,あとで紹介するウィンドウ一覧はそれに該当します)

そのため,マウスがたとえ壊れていなくてもキーボード操作とマウス操作の両方を普段から使えるようになると便利ですよ!

2. アクティブとフォーカス

さて,ではさっそくキーボード操作を!!

の前にもう少しだけお付き合いお願いします…
ということで「アクティブ」と「フォーカス」という言葉を紹介しておきます.

知らなくても一応は操作はできるのですが,
名前はともかく「どういう状態のことか」を知っているだけでキーボード操作の役に立つのでぜひ覚えておいてください.

アクティブとは

アクティブとは,「現在操作中である」と考えてください.

たとえば
Wordを使っていて,途中で調べたいことが出てきたからインターネットで調べている
という場合は
「アクティブなプログラム」はインターネットブラウザということになります.

調べ物が終わり,Wordでまた文章を編集し始めたとすると
今度はWordがアクティブになるわけです!

アクティブなプログラム,ウィンドウが何かは画面下部のタスクバーを見てもわかりますよ!
(図でいうと「ライブラリ」と書かれたところが他のタスクよりも光っていますよね!この光り方でアクティブなウィンドウがわかります)

active

ちなみに,
何もプログラムを起動せず,デスクトップ画面が表示されているときはWindowsのデスクトップ画面がアクティブと考えます.

フォーカスとは

フォーカスは,「現在選択中である」という表現をしておきます.

アクティブなプログラムの中でも,色々なボタンや領域がありますよね!
たとえば次の画像を見てください.

focus

上の画面ではカーソルが「アクティブとフォーカス」と書かれたあとのところで点滅しています.
このとき,キーボードで文字キーを押すと「アクティブとフォーカス」と書かれた後ろに文字が追加されていきます.

それに対して,下の画面では「ページレイアウト」のところが色が変わっています.これはページレイアウトというメニュー(正式にはリボン)がフォーカスされているからで,矢印キーでページレイアウトの中の項目をフォーカスしてEnterを押せば項目を「クリック」するのと同じことができるわけです.

もう一つ例を出しますね!

focus2

上だと「シャットダウン」と書かれた部分が点線で囲まれていますが
下だと「ヘルプ(H)」と書かれた部分が点線で囲まれています.

この,点線で囲まれている部分がフォーカスされている部分です.
そのため,上の画像の状態で矢印キーを押せば「シャットダウン」だけではなく「再起動」や「スリープ」など別のメニューを選択することができます.

ちなみに,「OK」や「ヘルプ(H)」の周りが青くなっていますよね!この状態でEnterを押すと周りが青くなっている項目をクリックしたのと同じ効果となります.

3. キーボード操作集

さて,ここまでキーボード操作の利点や少し特殊な用語などを説明しましたが,ここからは実際の操作を紹介していきます!
(Macにも共通のものはありますが,ここではWindowsパソコンでの操作をお話しします.)

使うキーの紹介

ご紹介する前に
ここから使われるキーをまとめておきます!

keyboard

  • Enter
    色々なときに使う「決定」キーです!
  • 矢印
    様々な「移動」に使用します
  • Winキー
    プログラムの起動や,Windowsの終了に使います(Windowsのロゴマークが描かれているキー)
  • Tab
    様々な「切り替え」に使用します
  • Shift
    範囲選択や通常とは「逆」の操作をしたいときに使います
  • Ctrl
    複数選択やショートカットの使用に使います
  • Alt
    メニュー選択や強制終了に使います

また,当ブログでは「Ctrlキーを押しながらAを押す」というような操作を「Ctrl + A」と表記しています!
この記法は他の多くのサイトでも同じなので覚えておいてくださいね!

アクティブなプログラムを切り替える

アクティブなプログラムを切り替える方法をまとめておきます!
何をするにもまずは操作したいプログラムをアクティブにするところから始まります.ぜひ覚えておきましょう.

【Winキーで切り替え】

  1. Winキー + Tab でウィンドウ一覧を表示
  2. Winキーをそのまま押しっぱなしで,Tab を押すと次のウィンドウへ,Shift + Tab で前のウィンドウへ
  3. アクティブにしたいウィンドウのところでWinキーを離す

【Altキーで切り替え】

  1. Alt + Tab でウィンドウ一覧を表示
  2. Alt を押しながら Tab / Shift + Tab / 矢印キー でウィンドウを選択
  3. Alt を離す

【デスクトップをアクティブに】

デスクトップをアクティブにしたいときは Winキー + D です!

Windowsを終了する

次はWindowsの終了方法です!
電源を切るところまでではなくてよいので,一度操作してみて「こうすれば電源が切れる」ということだけでも実践して覚えておくと良いですよ!

【方法1:デスクトップをアクティブに】

  1. Winキー + D でデスクトップ画面に戻る(デスクトップがアクティブになる)
  2. Alt + F4 を押すとWindowsの終了ダイアログが出てくる
  3. 終了メニューが「シャットダウン」や「電源を切る」になっていたらEnterで終了.
    違う項目になっていたら,Tabキーで終了メニューをフォーカスして矢印キーの上下で項目を変更してEnter

【方法2:スタートメニュー】

※この方法はWindows8やWindows8.1ではできません(スタートメニューがないため)

  1. Winキーでスタートメニューを起動
  2. Tabキーや矢印キーで終了ボタンを選択
    (終了方法を「再起動」や「ログオフ」など,他のものに変更したい時は右側の三角ボタンを選択します)
  3. Enterで決定して終了

shutdown

 

ファイル操作

デスクトップ画面やエクスプローラ画面で使えるスキルとして,ファイル操作があります.
もちろんですが,デスクトップやエクスプローラが「アクティブ」でないとできないので注意してくださいね!

【共通操作】

  • 移動:矢印キー
  • ファイルを開く:Enter
  • ファイルの名前を変更:F2
  • 削除:Delete
  • コピー:Ctrl + C
  • 切り取り:Ctrl + X
  • 貼り付け:Ctrl + V

【通常操作】

まずは通常操作です.A.pngから矢印の右を押していくと画像のように「フォーカス」されていきます!
(クリックするとアニメーションします)select1

【Shiftキー】

Shiftキーを押しながら矢印キーで範囲選択ができます!
(クリックするとアニメーションします)

select2

【Ctrlキー】

Ctrlキーを押しながら移動し,スペースキーを押すと複数選択できます.
Shiftキーの範囲選択では連続したファイルしか選択できませんでしたが,Ctrlキーでは連続していないファイルも複数選択することができます.
選択したファイルをCtrl + スペースで解除もできます.
選択状態が切り替わるといったほうがわかりやすいかもしれません.
(クリックするとアニメーションします)select3

プログラムを終了する

続いて,開いているプログラムを終了する方法です!

  1. Winキー + Tab や Alt + Tab で終了したいプログラムをアクティブにする
  2. Alt + F4 でプログラムを終了する

保存などのメニュー操作を行う

Word や Excel の他,様々なプログラムでファイルを開いているような状況を想定してみてください.
作業途中にマウスが動かなくなってしまったら,プログラムを終了する前に保存しなくてはなりませんよね!
ここでは保存などに関するメニュー操作を行う方法をご紹介します.

  1. Winキー + Tab や Alt + Tab でメニュー操作を行いたいプログラムをアクティブにする
  2.  Alt を一度押してメニューバーのメニュー項目をフォーカスする
    (Tab を押していってメニューバーをフォーカスさせるプログラムもあります)
  3. 矢印キーで実行する項目をさらに詳細にフォーカスする
  4. Enterで実行する

とはいっても非常にわかりづらいかと思うのでWordファイルを保存するアニメーションで確認します!

menu

まとめ

さて,今回はキーボードしか使えないことを想定して様々な操作をご紹介してきました!

もちろんマウスが故障なんてことにはならないほうがいいんですが,
急に使えなくなったときでも冷静に対処できるようになっておけると良いですよね!

このキーボード操作の一種が「キーボードショートカット」といって,
時間のかかる操作をキーボード操作で時短するというテクニックもあります.

文章作成に関するキーボードショートカットはタイピングが遅くても入力を速くできる方法 【繰り返し入力編】でご紹介していますのでWordなどをよく使う人はぜひ読んでみてください!

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